「売却先行」と「購入先行」どっちが良いの?メリットと注意点をご説明します【住み替え】

2023.02.02

新年が明け、4月からの新生活に向けて「お住まいを新しくしたい」「もっと広い部屋にしたい」「通勤・通学がしやすい場所に移りたい」など考え始める人もいらっしゃるのではないでしょうか。

賃貸にお住まいの方は、住みたい物件が決まれば比較的早く移動できますが、持家の場合はいざ新しくしたいと思っても住み替えの方法がわからないことが多いですよね。

そこで今回は、住替えの一番最初に決めなければならない「売却先行」と「購入先行」についてご説明いたします。
どちらが適しているかこの機会にご家族で一度ご相談してみてください。

売却先行

メリット

売却先行のメリットは資金計画が立てやすいことが挙げられます。
現在のお住まいを、あらかじめ「いくらで売る」ことがわかっていれば次のお住まいの見つけやすくなります。
例で挙げると現在のお住まいの残ローンが2100万円あったとしても、2500万円で売れるのがわかれば、
次のお住まいのローンも組みやすいですし、+400万円を頭金にすることもできます。
住み替え時に、預貯金から自己資金を出したくないひとに向いている方法です。

注意点

売却先行の場合、次のお住まいに移られるまでに仮のお住まいが必要になります。
数日間や数週間であれば、ウィークリーマンションやビジネスホテルに宿泊し、荷物は別の場所やご実家が近くであれば預けることも可能だとは思いますが、やはりタイミングや状況によっては一度賃貸に住むことも考えなければなりません。
もしも、半年から1年の期間が空いてしまうと費用も100万円~200万円ほどかかってしまうため、それを踏まえた金額で売却するか、いかに期間を空けずに住替えるかがポイントだといえます。


購入先行

メリット

購入が先行の場合、納得いくまで新居探しに時間を使うことができます
売却が先行に比べて、仮住まいが必要ないので、妥協を一切したくない方に向いている方法です。

注意点

ただ、購入が先行ということは二重ローンになることが多いので、新居の住宅ローンの審査が通りにくくなる可能性が出てきます。さらに、金融機関によっては事前審査時に「買取保証」や「金利上乗せ」等の条件付きのもと承認となることがあります。

さらに、二重ローンを回避するために売却を急がれる場合は、買い手の価格交渉に応じなければならなくなることも多いため、希望していた売却額よりも下がってしまう可能性もございます。
資金面に余裕がある方が多く選ばれている方法です。

まとめ

「売却先行」「購入先行」のメリット・デメリットについてご説明させていただきましたが、いかがっだでしょうか?
購入にかかる費用や売却にかかる費用など、資金の計画をしっかり立てた上でメリット・デメリットを踏まえてどちらか選ばれるのが良いかと存じます。
もしも、ご不安な方は、ご検討されている新居の不動産屋さんにご相談するのが良いと思うので、ぜひ聞いてみてください。
皆様にとってこの記事が少しでもお役立ちなれば、幸いでございます。 

公開日 2023年02月02日
更新日 2023年03月03日

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