東京メトロ銀座線の魅力をご紹介!
2023.06.22
1927年(昭和2年)に開業した東京メトロ「銀座線」。
開業当初は浅草~上野間の4駅でスタートし、現在は浅草~渋谷までの19駅を結ぶ銀座線ですが、実はアジア最古の地下鉄なのです。
今回は、そんな歴史ある地下鉄「銀座線」についてご紹介します。
銀座線沿線にお引越しを考えていらっしゃる方は、ぜひご覧ください!
「銀座線」ってこんな路線
①停車駅
渋谷~浅草間の19駅に停車します。地下鉄には珍しく、他路線との直通運転を行っていません。
虎ノ門や新橋、京橋、日本橋などのオフィス街や、上野、浅草などの人気観光地も網羅しているため、利用者の多い路線となっています。
また、銀座三越(銀座)や日本橋三越本店(三越前)、日本橋高島屋(日本橋)、松坂屋(上野広小路)など、多くの百貨店とつながっています。お買い物にも便利ですね。
コロナ前は日中は3分間隔で運行されていましたが、リモートワーク等の普及により減便され、現在は平日のラッシュ時は2分間隔、日中は4~5分間隔で運行されています。
②特徴
乗換案内や路線図で使用されるラインカラーは「オレンジ」。
駅で迷ったときはオレンジに「G」と書いてあるところを辿っていきましょう!
車体のカラーは印象的な黄色。開業当初からベルリン地下鉄に倣った黄色だったそうですが、その色味は若干変わっているそう。
建設費の削減のため、トンネル断面が小さく、車両の規格も小さく、車両数が少ないという特徴があります。初めての地下鉄ということで、将来的な需要の見込みを立てることが難しかったためだとか。
現在は多くの利用者を抱えているため、輸送力不足になっています。
また、最初にできた地下鉄のため、銀座線は地上にかなり近い位置を走っています。
田原町駅など一部の駅では、階段を下りてすぐ改札があり、その先にすぐホームがあるという構造になっているところも。これはかなり便利ですよ!
銀座線には、1番古い歴史ある路線ならではの特徴が、今も随所に見られますね。
ちなみに、1番深いところを走っているのは都営地下鉄大江戸線。
こちらもあわせてチェックしてみてくださいね!
③混雑率
国土交通省の発表によると、2018年度は160%ほどありましたが、2021年度には92%となっており、都内の電車では比較的空いている方になります。最も混雑する区間は「赤坂見附→溜池山王」間です。
92%というと、必ず座れるわけではないですが、身動きはとれる程度でしょうか。
しかし、こちらの数字は1日を通しての数字であるため、ラッシュ時にはかなり混雑しています。
筆者は通勤で浅草行きを利用していますが、「新橋」までは通路にも人がいっぱいで、つり革は掴めず、身動きをとるのも難しい時間帯もあります。
銀座線は歴史の古い路線であるため、車両の規格が小さく、車両数も少ないため、1度に乗車できる人数が少ないことも原因でしょう。また、大規模なオフィス街も多く、通勤ラッシュ時は利用者が多くなっています。
魅力
①乗り降りしやすい
前述したとおり、銀座線は地上に近い位置を走っているため、駅入り口から改札、ホームまでの距離が比較的短い駅が多くなっています。
ラッシュ時は人であふれかえり、歩くのも一苦労なときもあります。
そうなると意外と乗り換えって大変なんですよね。
道案内や物件情報に表記されている「徒歩○分」は、あくまで駅入り口までの時間。
都心の規模の大きい駅では、電車に乗るまでには想像以上に時間がかかってしまうことも。
そういったことを考えると、銀座線は便利ですね!
②本数が多い
都内の主要駅を網羅していることもあり、コロナ前は3分間隔という高頻度で運行されていました。一時は大幅な減便もありましたが、現在は1時間に15本、4分間隔で運行されています。
これは東京メトロの中では丸ノ内線に次いで2番目の本数となっています。
待ち時間が短いのはありがたいですね。
また、銀座線は他路線への乗り入れがなく、比較的柔軟にダイヤを変更できるため、今後テレワークの企業が減り利用者が増えれば、本数が増えるかもしれません。
③混雑率が低い
国土交通省の発表によると、2021年の銀座線の混雑率は92%で、東京圏の路線の中ではワースト3位、つまり混んでいないランキングでは3位となっています。
沿線には大きなオフィス街が多く、通勤時間は混み合うイメージがありますが、逆にその特性ゆえに、テレワークの普及が進んだ昨今では混雑率が低くなっているようです。
④仕事にも観光にも便利
冒頭でお伝えした通り、停車駅は都内主要駅がずらり。
オフィス街も、観光地も、お買い物スポットも網羅しており、とても便利。
この記事の最後では、おすすめスポットもご紹介しているので、ぜひ最後までお読みください!
⑤出会えたらラッキー!特別仕様のレトロな車両
40編成ある車両のうち2編成だけの特別仕様車両が運行されています。
その2編成は、開業当初から40年間ほど運行されていた1000系のデザインを再現しています。
銀座線のホームドア設置に伴い、2編成増やす必要があったところ、2017年の地下鉄70周年ともタイミングが合ったため、特別仕様車の運行が始まったそう。
銀座線は通常の車両もレトロな外観ですが、特別仕様車は内装もレトロ。
当時の様子が目に浮かぶよう。
20分の1の確率で出会える特別仕様車。
毎日通勤で銀座線を利用する方は、乗れる機会が比較的多いかと思いますので、出会った際はぜひタイムスリップした気持ちになって、お楽しみください!
行っておきたい!おすすめスポット
仕事にお買い物に観光と、どんな目的で使うにも便利な銀座線。
そんな銀座線沿線のおすすめスポットを、筆者の独断と偏見でピックアップしてご紹介します!
①SHIBUYA SKY(渋谷)
2019年にオープンした渋谷の上空229mから絶景を一望できる展望デッキです。
渋谷スクランブルスクエアの14Fからチケット購入・入場でき、45F・46F・屋上が展望デッキとなっています。
展望デッキに向かうまでのエレベーターや乗り場は、最新技術を駆使した様々な演出がなされており、移動中も楽しめるようになっています。こちらはぜひ現地でご確認ください!
特に日の入りの時間以降は、とてもロマンチックな時間を楽しめ、友達とも恋人とも楽しめるスポットです。
入場チケットは、オンラインでも窓口でも購入可能ですが、オンラインの方が安く、日の入り以降の人気な時間帯には売り切れることもあるため、事前に購入することをおすすめします!
悪天候時には休業となることもあるため、最新情報は公式HPをご確認ください。
営業時間:10:00~22:30(最終入場21:20)
アクセス:「渋谷駅」直結
休業日:不定休
公式HP: https://www.shibuya-scramble-square.com/sky/
②愛宕神社(虎ノ門)
オフィス街の中に突然現れ、空気感の変わる空間があります。
1603年、徳川家康の命で「防火の神様」としてつくられ、火産霊命を祀っています。
23区内の自然の地形としては最も高い山 愛宕山の山頂に位置し、近隣で働く会社員や遠方からわざわざ来た人まで、連日多くの人でにぎわっています。
特にビジネスパーソンに愛されている愛宕神社のシンボルは、「出世の石段」。
この階段はかなり急な階段になっており、おりるときは少し恐怖感を感じるほど。
そんな階段が「出世の石段」と呼ばれるのは、次のような逸話に由来しています。
時の将軍徳川家光が「誰か馬に乗ってあの梅を取ってこい」と家臣に命じた梅は、命の危険があるほど急勾配の坂の上。皆恐れ、誰も名乗り出ませんでした。その中で、名乗り出たのは曲垣平九郎という男。見事梅を将軍に献上したことで、無名だった彼の名は一躍世に知れ渡ることに。
現在も、家光に献上したとされる梅の木が残っており、愛宕神社は「出世の神社」としても信仰されていて、ビジネスパーソンや政治家なども足繫く通っているそう。
こちらの坂は別名「男坂」と呼ばれていますが、反対側にはなだらかな坂「女坂」もあるのでご安心を。
「今年こそ昇進したい!」という方は、ぜひ「出世の石段」に挑戦してみては。
住所:東京都港区愛宕1-5-3
営業時間:24時間(社務所受付時間:9時~16時、ご祈願受付時間:10時~15時)
アクセス:
・日比谷線「神谷町駅」・「虎ノ門ヒルズ駅」より徒歩5分
・銀座線「虎ノ門駅」より徒歩8分
・都営三田線「御成門駅」より徒歩8分
公式HP:https://www.atago-jinja.com/
③日本銀行(三越前)
江戸時代から商業の街として栄え、日本の経済の中心地でもあった日本橋。
現在も金融関係の企業が多く所在しています。
日本の中央銀行「日本銀行」も日本橋にあります。
実は日本銀行は見学できるんです!
日本銀行の役割や歴史、お金の秘密についても詳しく知ることができます!
普段は見ることのできないエリアにも足を踏み入れられる貴重な体験が盛り沢山。大人でも十分楽しめます。
紙幣のデザイン変更や新総裁就任など、最近話題の日本銀行。
見学には予約が必要で、人気のため予約枠はすぐ埋まります。見学希望の方は随時HPをチェックしておくことをおすすめします。
住所:東京都中央区日本橋本石町2-1-1
営業時間(見学時間):9:40~、10:40~、13:30~、14:30~
アクセス:
・半蔵門線「三越前駅」より徒歩5分
・銀座線「三越前駅」より徒歩4分
・JR「神田駅」より徒歩6分
・JR「東京駅」より徒歩8分
公式HP: https://www.boj.or.jp/about/services/kengaku.htm
④東京国立博物館(上野)
上野恩賜公園内にある通称「トーハク」こと、東京国立博物館。
日本最古かつ最大の博物館で、国宝や重要文化財を含む約12万点を収蔵。実に国宝の約10%、重要文化財の約6%がここにあることになります。
莫大な数の収蔵品があるため、常設展で一度に展示される文化財は約3000点。4~8週間ごとに展示品が入れ替えられているそうです。1年に数回見に行っても楽しめます!
じっくり見ていると、あっという間に1日が過ぎてしまうほど。
「昔、資料集に載ってたやつだ!」が沢山あり、大人でも興奮してしまいますよ。
ちなみに、本館のエントランスすぐの大階段は、人気ドラマ「半沢直樹」のロケ地にもなりました。
ここは、結婚式の前撮りでも人気の場所です。素敵な写真が撮れそうですね!
周辺には他にも美術館や博物館などが沢山あります。はしごして文化的な1日を過ごすのもアリですね◎
住所:東京都台東区上野公園13-9
営業時間:月曜を除く9時30分~17時00分(入館は閉館の30分前まで)
※特別展、館によって休館日、営業時間が異なる場合がございますので、詳しくはHPをご確認ください
アクセス:
・JR「上野駅」・「鶯谷駅」より徒歩10分
・銀座線・日比谷線「上野駅」より徒歩15分
公式HP:https://www.tnm.jp/
まとめ
いかがでしたでしょうか。
実は、仕事にもお買い物にも観光にも便利な銀座線。
住宅購入の際は最寄り駅の利便性もとても大切なポイントです。
お住まい探しの際は、銀座線沿線も検討してみてはいかがでしょうか。
また、休日のお出かけにはぜひ銀座線を使ってみてくださいね!
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来場予約・資料請求はこちらから↓皆様のご来場お待ちしております!
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更新日 2024年07月28日
公開日 2023年06月22日