“地下鉄の山手線” 都営大江戸線の魅力をご紹介!

2022.07.03

2000年に全線開業し、都内の地下鉄で最も新しい路線である「都営大江戸線」“地下鉄の山手線”と名高い都営大江戸線の魅力をご紹介いたします!






都営大江戸線とは

練馬区の「光が丘駅」から新宿区の「都庁前駅」までの38駅を結ぶ地下鉄路線です。大江戸線は特徴的な6の字に走っており、そのうち24駅は他の路線と乗り換えが可能なため、他路線との接続がかなり便利な路線と言えます。停車駅は「六本木」や「麻布十番」、「勝どき」など、高級住宅街のある華やかなイメージの場所が多く、これが「地下鉄の山手線」と呼ばれる所以なのだとか。

都内の地下鉄で最も新しいため、地下の最も深い場所にあります。過去に利用したことがある方は、ホームに行くまでの長いエスカレーターに驚かれたのではないでしょうか。その特徴から地震に強く、災害時には救助作業に使われるほどです。

他社路線との直通運転をせず、地下鉄ではめずらしく一度も地上に出ないことから、悪天候や他社路線のトラブルの影響を受けにくく、遅延や運休が非常に少ないことで有名で、「最強」と言われています。実際に住むとなると、都心へのアクセスの良さだけではなく、遅延の少なさは意外と重要なポイントになりますよね。


行っておきたい!おすすめエリア

前述したように、都営大江戸線の停車駅は有名なエリアがとても多いです。都営大江戸線に乗ったら行ってみたいおすすめスポットを、いくつかピックアップしてご紹介します!

六本木

東京屈指の高級住宅街で、もともと武家屋敷があったエリアです。
1959年のテレビ朝日の開局以降、有名人の通うお店が集まり、バブル期には大人気のディスコやクラブが立ち並んだ東京屈指の繁華街でした。

2003年の六本木ヒルズのオープン以来、六本木では大規模開発が続いており、東京ミッドタウン、赤坂サカスもでき、現在では夜の街というよりも高級なイメージの強いエリアとなっています。また、外資系企業や40か国以上の大使館があり、国際的な雰囲気もあるオフィス街としてのイメージも強くなっています。

さらに、サントリー美術館、国立新美術館、森美術館の3館は、六本木の活性化を目的に「アート・トライアングル」を結成しています。各館で開催している展覧会チケットの半券提示で、他の2つの美術館の観覧料が割引になる「あとろ割」や、アート情報を載せた「あとろマップ」の配布などを実施しています。

六本木は、繁華街、高級住宅街、オフィス街と様々な顔を持つ華やかな大人の街です!


汐留

江戸時代に埋め立てに成功してから、多くの武士の住む場所になりました。明治時代に、日本で初めての鉄道開通時には、横浜間をつなぐ起点として新橋駅が汐留の地に建設されました。現在は、再開発によって、日本テレビや大企業の本社、レジャーやショッピングを楽しめる施設が集まる地となっています。

汐留で行っておきたい場所が、浜離宮恩賜庭園。徳川家の庭園で、東京の中でも大規模な日本庭園となっています。海水を引き入れた「潮入の池」を中心とした園内は、築庭から360年以上を経た今も往時の面影を残しており、四季折々の花を楽しむことができます。


清澄白河

おしゃれなカフェが続々とオープンし、都内でも屈指の”カフェ激戦区”と言われています。

2015年には今や清澄白河の代名詞ともいえる「Blue Bottle Coffee(ブルーボトルコーヒー)」日本1号店がオープンしました。コーヒー界のAppleともいわれ、アメリカ・サンフランシスコでも大人気のコーヒー専門店です。

駅徒歩5分には、都内の名勝第1号の日本庭園 清澄庭園があります。明治時代に実業家の岩崎弥太郎が買い取り完成させた庭園で、江戸時代から用いられる造園技術を使って作られた大変趣のある庭園です。


また、近くには東京都現代美術館もあり、2019年にリニューアルされたばかりの日本最大の美術館では、戦後の美術コレクションを見ることができます。

おしゃれなカフェから文化的な施設まで楽しめる、休日にはおすすめのスポットですね!


両国

現在では相撲の印象が強い両国。江戸時代に47人の赤穂浪士が主君の仇討に行った赤穂事件(忠臣蔵)の舞台でもあります。両国国技館や赤穂浪士討ち入り跡地、勝海舟の出身地など歴史的な趣のある街です。街には多くの相撲部屋があり、街中では力士を目にすることもしばしば。

江戸東京博物館では、徳川家康が江戸で幕府を開いてから現代に至る約400年間を中心に、貴重な実物資料や復元模型・体験型資料を用いて紹介しています。

隅田川が近くを流れ、観光客でにぎわいながらも落ち着いた下町情緒を楽しめる街です。


蔵前

今では、「東京のブルックリン」として近年注目を集めている街です。御徒町と合わせて「カチクラ」と呼ばれ、古くからの職人と若きクリエイターの集まるモノづくりの街として有名です。
使われなくなった古い建物や倉庫をリノベーションしたカフェや施設が多く、隅田川沿いにはおしゃれなお店が立ち並んでいます。古くからの伝統と最先端トレンドが共存しているのですね。

商業地と住宅地が混在し、都会の喧騒から離れて落ち着いて過ごせる下町です。


過去に、蔵前に関する記事をいくつかアップしているので、ぜひそちらもご覧ください!


まとめ

いかがだったでしょうか。

都営大江戸線沿線には、最先端のトレンドを発信する華やかな街も、昔ながらの下町もあり、同じ路線の停車駅であっても雰囲気が全く違いますね。そのうえ災害にも強いということで、都営大江戸線はかなり魅力的な路線ですね!1本で行けるとなると、かなり生活が充実しそうです!

お住まい探しの際には、都営大江戸線沿線もご検討してみてはいかがでしょうか。


公開日 2022年07月03日
更新日 2023年08月07日

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