カフェの街としても注目! レトロでおしゃれな「蔵前」の人気ショップ厳選10
2022.07.02
古くから職人が集まる「ものづくりの街」、蔵前。東京の下町にあるこのエリアは、海外のチョコレートショップが上陸したことをきっかけに、この数年でカフェや雑貨店やインテリアショップなど、おしゃれなお店が集う街へと大きく変わりました。今回は懐かしさと最旬トレンドが共存する蔵前の人気ショップ10店を紹介します。
①SOL’S COFFEE ROASTERY
蔵前が注目されるずっと前の2009年、ものづくりをする職人が集うこの街に憧れ、自家焙煎コーヒーの店をオープンしたSOL’S COFFEE(ソルズコーヒー)。 ここはコーヒー豆の焙煎を行うロースタリーカフェで、店内の奥には焙煎機が置かれています。
丁寧に一杯ずつ淹れるハンドドリップのコーヒーや、さくっとテイクアウトできるカフェラテ、夏場はエスプレッソレモントニックなどのアレンジドリンクに加え、自家製の焼き菓子などもラインアップ。朝8時からオープンしているので出社前のモーニングコーヒーにもおすすめです。
こだわりのコーヒーは、中煎り〜深煎りの焙煎度で約10種類を提供。生産者と直接やりとりをして仕入れるダイレクトトレードも行なっているため、レアなコーヒーが店に並ぶことも。“ハンドピック”という、雑味やえぐみにつながる欠点豆を取り除く作業を行うことで、店が掲げる「毎日飲んでも体にやさしいコーヒー」を徹底しています。
★SOL’S COFFEE ROASTERY★
所在地:東京都台東区浅草橋3-25-7
https://www.sols-coffee.com
TEL:090-6496-5661
営業時間:8:00~16:00(平日)/9:00~18:00(土日祝)
②喫茶 半月
感度の高い蔵前の人々から大人気の喫茶 半月。アンティーク調の家具やインテリアがセンス良く配置されており、洗練された空気が漂う大人のための喫茶店です。
店内には横長に広いバーカウンターがあり、棚には懐かしい雰囲気のコーヒーカップが規則正しく並びます。カウンター席のほかに、テーブル席やソファ席もあり、レトロな家具が置かれたシックな店内は写真映えも抜群。
人気メニューは季節ごとの味を楽しめる「季節のシュー」。サクサクのシューの上に甘すぎないクリームが美しく盛られ、味にも見た目にもうっとり。
そのほか、ロールケーキやレアチーズケーキなどのデザート、ドリンクはアメリカン、カフェラテなどのコーヒーメニューのほかに、紅茶やフルーツジュースなどのソフトドリンクも提供。 美しいデザートやドリンクとともに、上質な空間でゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
★喫茶 半月★
所在地:東京都台東区蔵前4-31-11-2F
http://www.fromafar-tokyo.com/kissahangetsu
定休日:水曜
営業時間:12:00~19:00(LO 18:30)
③DANDELION CHOCOLATE FACTORY & CAFE KURAMAE
蔵前をカフェの街にするきっかけとなった、サンフランシスコ発のチョコレートショップ、DANDELION CHOCOLATE(ダンデライオン・チョコレート)。シングルオリジンのカカオで作るビーントゥーバーチョコレートの専門店で、蔵前店は日本一号店です。
ウッディで温かみのある店内はどこかアメリカ西海岸のカルチャーを感じさせます。1階ではさまざまな種類のチョコレート商品を購入できるほか、ファクトリーが併設されているので、チョコレートの製造工程を間近で見ることができるのも魅力。
2階はチョコレートドリンクやチョコレートを使ったスイーツを楽しめるカフェ。おすすめは、蔵前の日本茶専門店NAKAMURA TEA LIFE STOREのほうじ茶で香りづけした「クラマエホットチョコレート」で、これはここだけでしか味わえない限定メニューです。2階の席から目の前にある公園の眺めを眺めれば癒し効果も大。こだわり溢れるビーントゥバーのチョコレートをぜひ楽しんで。
★DANDELION CHOCOLATE FACTORY & CAFE KURAMAE★
所在地:東京都台東区蔵前4-14-6
https://dandelionchocolate.jp/
TEL:03-5833-7270
営業時間:11:00~18:00
④COFFEE WRIGHTS 蔵前
COFFEE WRIGHTS(コーヒーライツ)は東京に4店舗を構える自家焙煎のコーヒー専門店。蔵前店の1階には焙煎機が設置されており、コーヒーのこうばしい香りが漂います。
中煎り〜深煎りのコーヒーが多く、シングルオリジン、ブレンドなど豊富な種類のコーヒー豆を取り揃え、気になる豆は店頭で試飲もできます。コーヒー好きにとっては、自分好みの味か、確かめてから購入できるのが嬉しいところ。たとえコーヒーに詳しくなくても気さくなスタッフさんが丁寧に説明してくれるのでご安心を。
2階のカフェスペースでは、淹れたてのハンドドリップコーヒーはもちろん、カフェラテやカプチーノなどのエスプレッソドリンクをパンなどの軽食とともに味わえます。また、お店の目の前には公園があるので、コーヒーをテイクアウトして、自然の中でひと休みするのもおすすめです。
★COFFEE WRIGHTS 蔵前
所在地:東京都台東区蔵前4-20-2
https://coffee-wrights.jp
TEL:03-3863-3320
定休日:月曜・火曜
営業時間:11:00~16:00(平日)/10:00~17:00(土日祝)
⑤ペリカン
昭和17年創業、地元で長く愛され続けている老舗パン屋のペリカンは、赤い軒先に描かれたペリカンのマークが目印です。 「毎日食べられる、飽きの来ない味」をコンセプトとする同店は、食パンとロールパンの二種類のみを販売。これは、地域の同業他社と競合することなく共に発展できるようにと、先代の頃から受け継がれているスタイルなのだそう。
ペリカンのパンは、目が詰まったもっちりとした食感が特徴。自然な甘みとバターの風味が口の中に広がり、シンプルながらもこだわりが凝縮されていることが伝わってきます。朝食用に購入しておくと、次の日の朝起きるのが楽しみになりそう。
ペリカンのパンは地元や愛好者の中では「ペリパン」とも呼ばれ、多くのファンを魅了しています。店前にはよく行列ができ、売り切れることもしばしば。店頭・電話・オンラインショップで予約注文することができるので、絶対にゲットしたい日には予約をしておくと確実です。また、直営店のペリカンカフェも同店から徒歩数分のところにあるので、ぜひこちらもチェックを。
★ペリカン★
所在地:東京都台東区寿4-7-4
https://www.bakerpelican.com/
TEL:03-3841-4686
定休日:日曜・祝日
営業時間:8:00~17:00
⑥NAKAMURA TEA LIFE STORE
静岡県で四代続く日本茶の茶園の直営店、NAKAMURA TEA LIFE STORE(ナカムラ ティーライフ ストア)。無農薬有機栽培にこだわり、お茶の栽培〜製茶加工までのすべてを自社で行っています。 青紫の暖簾をくぐって店内に入ると、趣のある和のテイストの中に、どこか現代的でスタイリッシュな雰囲気を感じます。
収穫した茶園の名がついた玉露や煎茶、ほうじ茶や玄米茶など、個性豊かなお茶が揃っており、どれにしようか迷うほど。全ての商品に茶葉の収穫日、収穫場所、収穫担当者、そして栽培方法の情報が記載され、品質に対する強いこだわりを感じます。和とモダンが融合したパッケージもセンスが良く、ギフトに喜ばれること間違いなしです。
急須などの茶器も販売しているので、「これから本格的にお茶を淹れてみたい」という方は茶器から揃えることも可能。コーヒーやワインのように、種類や製法で異なるお茶の豊かな風味をぜひ楽しんでみて。
★NAKAMURA TEA LIFE STORE★
所在地:東京都台東区蔵前4-20-4
https://www.tea-nakamura.com/
定休日:月曜
営業時間:12:00~19:00
⑦洋菓子レモンパイ
1981年創業の洋菓子レモンパイは、黄色屋根が目印の洋菓子屋。どこか昭和を感じさせるレトロな佇まいが可愛いお店です。
店名にもなっているレモンパイは、創業時から愛され続けている看板商品。しゅわっと軽いメレンゲは甘酸っぱく、ペロリと食べられる美味しさです。売り切れることもあるので、レモンパイは早めの来店、または電話で予約しておくのがおすすめです。
レモンパイのほかにも、チョコレートケーキやソルトレアチーズなど、さまざまな種類のケーキが揃います。どれも生クリームやバターなどの素材にこだわって作られており、各ケーキの個性が際立っています。500円以下のものが多く、お値段も良心的なのも嬉しいところ。
味はもちろん、可愛らしいレモンパイは、ティータイムはもちろん、手土産にも喜ばれるはず。 こだわりのケーキを通して、蔵前の人々の日常に彩りを添え続けている老舗洋菓子店です。
★洋菓子レモンパイ★
所在地:東京都台東区寿2-4-6
https://lemonpie-asakusa.com/
TEL:03-3845-0581
定休日:日曜・月曜
営業時間:12:00〜17:00
⑧Kakimori
毎日使うノートや万年筆は、自分が使っていて心地よいアイテムを選びたいもの。「たのしく、書く人。」のための文具店、というコンセプトのKakimori(カキモリ)は、クラフトマンシップ、そして人と人の繋がりを大切にする、蔵前らしい文具店です。
その魅力はなんといってもノートとインクがオーダーメイドで作れること。 1階では、ノートを組み立てるために必要な表紙、中紙、リング、留め具がカテゴリごとに揃い、自分で柄や質感を確かめながら選ぶことができます。全ての素材が揃ったら、スタッフに製本を依頼。別料金になりますが、箔押しで名前を入れてもらうことも可能です。
2階のインクスタンドでは、ワークショップに参加することでインクを一滴ずつ混ぜて、世界に一つだけのインクを作ることができます。普段使いのインク、大切な人に手紙を書く時のインクなど、利用シーンを想像しながら調合してみては。万年筆も新調したいという場合は1階で購入ができます。
★kakimori★
所在地:東京都台東区三筋1-6-2 1F
https://kakimori.com/
TEL:050-1744-8546
定休日:月曜(祝日の場合営業)
営業時間:12:00~17:00(平日)/11:00~18:00(土日祝)
⑨HOWMORE LIVING
“安心・安全・エコ・こだわり”のコンセプトをもとに、サステナブルでおしゃれな生活雑貨を集めたセレクトショップがHOWMORE LIVING(ハウモア リビング)。都営大江戸線の蔵前駅を出てすぐのところにある、煉瓦調の可愛らしい雑貨屋さんです。
店内には石鹸やハンドクリームなどのスキンケア用品、オーラルケア用品、キッチン雑貨、キャンドルなど、日々の暮らしを豊かにしてくれるこだわりの雑貨が揃います。
商品はどれもおしゃれなのはもちろん、竹製の歯ブラシや、動物性素材を使用しないヴィーガンのキャンドル、洗って繰り返し使えるフードスタッシャーなど、エコでサステナブルなものが多数。国内では珍しい輸入雑貨も多くあるので、新しい発見があるかもしれません。
安心・安全でおしゃれな生活雑貨は、きっと日々の暮らしを心地よくしてくれるはず。HOWMORE LIVINGは、こだわりのセレクト雑貨を通して、温かみのある暮らしを提案してくれます。
★HOWMORE LIVING★
所在地:東京都台東区蔵前3-22-7
https://howmoreliving.jp/
TEL:03-5846-9797
営業時間:11:00~18:00(平日)/11:00~18:30(土日祝)
⑩ボン花火
隅田川沿いにあるボン花火は、中華料理出身の料理長が作るメニューと自然派ワイン、クラフトビールが楽しめる居酒屋です。テラス席のある2階からはスカイツリーと隅田川が一望でき、開放感も抜群! よく晴れた日には、太陽の下で美味しいお酒がすすみます。
山梨の八ヶ岳ブルワリー、大阪の箕面ビール、三重の伊勢角屋麦生など日本各地から取り寄せたクラフトビールに加え、自然派ワイン、ハイボールなどのお酒は昼からでも注文が可能。ランチタイムは定食と一緒に楽しめます。
中華を中心としたメニューの中で、おすすめなのが看板メニューのよだれ鶏。柔らかくてさっぱりとした鶏肉は、ぴりっと辛い中華ダレがかけられているので、夏バテして食欲がない時でもペロリと食べられそう。
その他、四川麻婆豆腐、角煮酢豚、焼売などお酒にあう中華メニューも豊富。2名以上ならば季節の食材をふんだんに使った飲み放題付きの「季節のおまかせコース」も注文できます。
★ボン花火★
所在地:東京都台東区駒形2-1-7
https://www.bonhanabi.jp/
TEL:03-5830-1180
営業時間:11:30~14:00・17:30~23:00(平日)/11:30~23:00(土日祝)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
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更新日 2024年07月28日
公開日 2022年07月02日