頭金ってなに⁉現在の頭金の事情を調査しました!
2022.02.23
住宅購入にあたって「頭金ってなに?」「頭金っていくら必要なの?」とよくご質問を頂きます。
この記事では頭金について解説していきます。
頭金とは
頭金とは住宅価格に当てるお金のことです。
これらは住宅価格に当てるお金ですので、住宅購入諸費用は含みません。
例えば、自己資金が750万円あり、諸費用が250万円かかる4500万円の物件を購入するとしたら、頭金は500万円ということになります。
住宅価格 :4500万円
諸費用 : 250万円
自己資金 : 750万円
住宅ローン :4000万円
頭金(500万円)=自己資金-諸費用
頭金はいくら必要なの?
一般的には住宅価格の2割と言われております。
しかし、厳密な決まりはありませんので、ご自身のライフプランや資金計画によって決めるのが良いです。
頭金を入れるメリット
総返済額を抑えられる
昔(1990年代以前)は金利が高く、2000万円を金利4%、35年で借りたら総返済額が約3700万円という時代がありました。金利が高いと利息分が大きくなるので、頭金を入れることにより、総返済額を抑えることができます。
住宅ローンが通り易くなる
頭金を入れることで、住宅購入の計画性が評価されプラスになる場合があります。
金融機関によっては「住宅価格の1割をいれると金利を○.○○%優遇します」という金融機関も少なくありません。
現在の頭金事情
「三井住友トラスト・資産のミライ研究所」は2021年3月に住まいや資産形成に関するアンケート調査をインターネットで行い、全国の20歳から64歳の男女、1万人余りから回答を得ました。
それによりますと、持ち家を購入した際の頭金の割合について聞いたところ20代は1割以下が61%、30代は1割以下が67%にのぼりました。
このように、現在では頭金を入れない方も増えてきてます。
要因としては金利が低いため総返済額、月々支払額を抑えることができることが挙げられます。
2000万円を金利4%、35年で借りたら総返済額が約3700万円に対して
2000万円を金利1.3%、35年で借りたら総返済額は約2490万円になります。
金利の違いで総返済額に1210万円も差が出ます。
金利が高いと頭金を入れた方が借入を少なくし余計な利息分を支払わなくて済むので、頭金を入れた方が総返済額が少なく済みます。
頭金を貯めるデメリット
頭金を貯める時間とその分のお家賃がもったいないという声もございます。
頭金を5年で500万円貯めるとします。
その間に家賃が60か月分発生します。
家賃が10万円だとしたら600万円になります。
これでは、貯めたお金より、家賃に支払ったお金の方が大きく、頭金を無しで買った方がお得に感じますよね。
また、貯める間に良い物件がなくなってしまうことや、物価や消費税の上昇なども考えられ、機会損失が発生する可能性もあります。
まとめ
低金利の今、ほしい物件が住宅ローンで通るなら、生活防衛資金を切り詰めてまで、頭金を入れるメリットは少ないのではないかと感じます。
貯蓄を多めにし、金利が上がったタイミングで繰り上げ返済をしたりするのがおすすめです。
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更新日 2024年08月02日
公開日 2022年02月23日