ガスコンロ・IHクッキングヒーター、どっちが良いの?メリット・デメリットを調べてみました!

2022.03.06

お部屋を決めるにあたって重要視したい1つがキッチンという方も多いと思います。けど、なんとなく「ガスコンロが良い」「IHがかっこいい」など、直観的に決めてしまうと後々不便なことや、光熱費が高くなったりして、後悔してしまうかもしれません。そこで今回は、後々後悔しないように両方のメリットデメリットなどを調べ、皆さんに知って頂きたく思います。

IHクッキングヒーターってなに?

ガスコンロは普段使ってて馴染みがあるけど、IHクッキングヒーターってなに?と疑問に思う方も多いと思います。これは、【電磁調理器】(デンジチョウリキ)のことを言います。内部にあるコイル(電流)によって発熱加熱させるのがIH(induction【誘導】heating【加熱】の頭文字をとって≪IH≫)クッキングヒーターといいます。電気を使って発熱させるため、火を使うガスコンロに比べると安全性が高いと言えます。

IHクッキングヒーターのメリット・デメリット

【メリット1】安全性が高い

これは皆さん想像ができると思いますが、何と言ってもIIHクッキングヒーターは直接火を使わないため、ガスコンロと比較すると安全です。調理をしていても火が燃え移る心配がないため、立ち消えの心配もありません。また、ガスコンロは下から覗き込んで火力の調整をしますが、IHクッキングヒーターはボタン一つで火力を調整するため、髪の毛に引火などの心配もありません。

【メリット2】お手入れが簡単

これが良くてIHにしたという方も、もしかしたら多いかと思いますが、ガスコンロ特有の五徳を外したりなどの手間のかかる掃除がなくフラットなので、布巾一つでお掃除が可能となっております。これにより、急な来客があっても常に綺麗をキープしやすいので見た目も良いですね。

【メリット3】熱がこもりにくい

鍋やフライパン以外に熱が拡散することが少ないので、キッチン内の温度がほとんど上がらないため、夏場の調理時の嫌な暑さが少ないと言えます。また、IHは火力が弱いのではないかと思う方もいらっしゃると思いますが、実は立ち上がりが早く調理器具を熱しやすいため、思ったよりも早く強火になってくれます。

【デメリット1】停電時に使用できない

IHクッキングヒーターはご説明した通り電気で発熱しているため、停電になった際に使用できなくなってしまいます。冬に停電が起きてしまうとお湯も沸かせなくなってしまうため、かなり困ってしまう可能性もございます。

【デメリット2】同時に調理することが難しい

電気で発熱しているため、内線規程で電気の容量が決められています。なので、3口で3つ同時に最大火力にしようとしても、使えない場合があります。また、油断しているとブレーカーが落ちてしまうこともあります。

【デメリット3】IH対応の物を用意しなければならない鍋振り料理に向かない

オールメタルのIHですとほとんどの鍋が使用できますが、高いです…普通のIHですと、IH対応の物しか使えないため、今までガスコンロの方は買換えが必要となってしまいます。また、鍋が直接IHプレートに触れていないと火力が伝えられないため、鍋を振るような料理には向いておりません。(最近では光センサーを使用し、プレートから離れても加熱できる機種も増えてきています。)

ガスコンロのメリット・デメリット

【メリット1】高火力を維持できる

IHだと3口を同時に使用すると火力が落ちてしまうことが多いですが、ガスコンロは同時に使用しても高火力を維持できます。少ない時間で多くの品を調理する方にとって有難いですよね。

【メリット2】停電時でも使用できる

オール電化のお家だと停電時に全ての機器が使用できなくなってしまうこともあり得ますが、ガスコンロですとそういう影響は受けにくいことが多いです。

【メリット3】どの時間帯に使用してもガス代に差がない

電気の料金プランによっては、昼間の使用が高く夜が安いなど時間帯によって料金が変わってくることが多いのですが、ガスはどの時間帯に使用しても料金が変わらないため、光熱費を管理しやすくなっております。

【デメリット1】手入れが大変

最近ではかなりお掃除しやすくなっているタイプも多くありますが、それでも五徳を外したりなどIHと比較をしてしますと面倒な作業がでてきてしまいます。

【デメリット2】火を使うので危ない

IHも熱した後すぐのプレートに触れると危ないですが、ガスコンロは火を扱うため放置したりすると火災の原因にもなりますので比較すると危ないと言えます。しかし最近ではセンサーで消える仕組みになっている物も多く出てきているので、安全になってきています。

【デメリット3】夏場にキッチンが熱くなりやすい

直接火が出ているので周囲の温度も一緒に上げてしまうため、3口同時に強火にすると真夏のキッチンは局所的に猛暑になってしまいます…

光熱費はどう違う?

実際に、都市ガス・プロパンガス・IHクッキングヒーターを比較して、「金額がこうなります!」と断言ができない部分があるんです。それは料金比較などのポップが存在しないからなのです。これは先でも少し記述しましたが、IHクッキングヒーターは調理する時間帯によって料金が変わってくるため、その家庭の生活リズムによって大きく変わってきてしまうからです。ですので、あくまでも一つの例として記載させて頂きます。

・IHクッキングヒーター(昼間時間帯10時~17時):1kWhのエネルギーコスト 38.63円

・IHクッキングヒーター(朝晩時間帯7時~10時・17時~23時):1kWhのエネルギーコスト 25.92円

・IHクッキングヒーター(夜間時間帯23時~7時):1kWhのエネルギーコスト 12.16円

・プロパンガス(LPガス):1kWhのエネルギーコスト 21.21円

・都市ガス:1kWhのエネルギーコスト 12.10円

このように、IHも使用する時間帯によってはかなり高額になってしまいます。(契約する電気プランによっては変わってきます)

比較すると、都市ガス く IH く プロパンガス

という感じになってきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?意外と人気のIHクッキングヒーターですが、光熱費などを考えると意外とどっちも良いところがあるんです。すぐIHクッキングヒーターが良い!と考えて設置すると、ガスに変えたりする工事費用も大きくなりますので、マイホームを選ぶときは色々先のことを考えてみてはいかがでしょうか?

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公開日 2022年03月06日
更新日 2023年04月04日

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