海外と日本の玄関ドアの違い                                        ~不動産マスターへの道~

2022.06.05

まず始めに、このブログを読んでいるほとんどの方が日本にお住まいの方だと思います。
近年では、外国っぽさを加えたおしゃれなデザインのお家が増えてきているように感じます。
実際の海外のお家が、どのようなものなのか少し知りたくないですか??
今回は、海外のお家の「玄関」について調べてみました。
日本との違いについてわかりやすくまとめてみたので、皆さんのお家のデザイン選びに役立てたら幸いです!


日本の玄関ドア

玄関は家に入る際、必ず通る場所ですよね。
いつも何気なく通る玄関のドア、よーーーく思い出してみてください、、、
外開きじゃないですか?


実は海外(欧米)だとそれは当たり前ではないんです。
それでは、日本のドアが外開きの理由を深堀していきましょう!
最も大きな理由は、日本では家の内外を完全にわけるための「玄関で靴を脱ぐ習慣」があるからです。
もし内側にドアが開いてしまうと、脱いだ靴などが邪魔をして開閉がとても不便なのです。
そこで、限られた玄関のスペースを最大限に利用するために外開きのドアになったといわれています。
また一方で、ドアに付着した雨やホコリなどのゴミも、外開きにすることで室内への侵入を防ぐことが
できるそうです。梅雨や、台風の影響を受けやすい日本の気候からも理に適っているといえます。

海外(欧米)の玄関ドア


結論から申し上げると、、、これは「防犯上の理由」からだといわれています。
不審者が無理やり家に入ってこようとしたとき、内開きのドアなら全体重をかけてドアを押して閉め、
さらに家具を立て掛けるなどすれば、侵入を防ぐことができるからなのです!!
「押し入り強盗」など犯罪率が高い海外らしい理由ですよね。
また、海外では家の中にも靴を履いたまま入る習慣があるのも、日本とは違いますよね。

まとめ

欧米では「防犯」が理由とされた一方で、日本ではそれがあまり大きな理由とならなかったのは、玄関
ドアが普及した日本の文化が関係しているのかもしれません。かつては玄関に鍵をかけることなく出か
け、ご近所同士で気軽にお邪魔するのが当たり前でした。そうした「安全」が昔から当たり前の日本で
は、「防犯」よりも「安全が当たり前で、できた文化やマナー」の方が重要だった、ということか
もしれません。そして海外より土地が狭く、少しでも空間を有効活用するために考えた結果かも
しれません。国によって治安や文化、マナーが異なる中で、お家の作りやデザインまでも違ってく
るのは、とても面白いですね。気になる方は、海外のお家のデザインもぜひ調べてみてください!


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更新日 2024年07月28日
公開日 2022年06月05日

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