住み心地が良い空間デザインに欠かせない照明計画

2022.01.21

01❘空間照明の心理的効果

快適な住空間をデザインするのに欠かせない室内の「照明」。

省エネ効果が優れているので急速に広がったLED照明の色ですが、温かみのある「電球色(でんきゅうしょく)」、やや明るめの光で作業性アップを図る「昼白色(ちゅうはくしょく)」、日中のような自然な色味の「温白色(おんぱくしょく)」、青みがかりすがすがしい光になる「昼光色(ちゅうこうしょく)」と一般的に4種類ほどの色に分けられます。

この照明色は人間の生活リズムと密接な関りがあります。例えば、「オレンジ色」の光は朝日や夕陽を連想させ、寛ぎや安らぎのリラックス効果を感じられます。「白色」の光は日中の昼光を連想させ、アグレッシブや爽やかさを心理的に与える効果があります。

02❘室内環境を快適にするには

室内環境の快適性を決定する心理的要因には、温度・湿度などの温熱環境、騒音などの音・振動環境、照明計画や色彩計画などの光環境の3つが挙げられる。

私達は情報の多くを、視覚を通して得ていることを考えると特に光環境は重要な要因になることが想定されますね。

具体的に良い照明計画とは、シーンや場所に適切な照明と色温度とを使い分けて室内の雰囲気や快適性を向上させることです。

日々の生活で「寝る」、「テレビを視る」、「勉強する」、「食事をとる」など様々なシーンがあります。様々な場面でベストパフォーマンスが出せるように照明を見直すと一日をエネルギッシュに過ごすことができそうですね。

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03❘良い照明計画とは

最初にLED照明色は大きくは4種類ほどあるとご案内いたしましたが、それぞれの色味に適したお部屋や用途をご紹介します。

「電球色(でんきゅうしょく)」

オレンジ色の温かみがある光色です。落ち着いた空間を演出するのに最適です。また、料理を美味しく見せる色としても活用できます。くつろいでリラックスするお部屋に効果があり、リビングや寝室などに適しています。その他にも風呂やトイレ・廊下も電球色を採用することが一般的に多いです。

「昼白色(ちゅうはくしょく)」

太陽の明るさにもっとも近い自然な光色です。調理をするキッチンやダイニング、メイクをする洗面化粧台や脱衣所などに適しています。選んだ服の色味の失敗を防ぐのにも昼白色のお部屋は有効のようです。

「昼光色(ちゅうこうしょく)」

青みがかった色のさわやかな光色です。この青みがかった光の色は集中力が増す効果があるので勉強部屋や読書をする場所に最適です。テレワーク(在宅勤務)するお部屋やリビング学習する際にこの照明色をおすすめします。

04❘光の色を変更できる「調色」タイプ

LED照明には、光の色を変更できる「調色」タイプが登場しています。

例えば、リビングに設置して食事の時は「電球色」を採用し、リビング学習をする時は「昼光色」に光を切り替えられる事ができます。

画期的な優れものなのでリビング学習やテレワークを自宅リビングで実施する場合は「調色」タイプの照明を取り入れたいですね。

分譲マンションのエントランスは物件の正面玄関です。来訪者のお出迎えする場所でもありますが、お住まいになっている人の外出と帰宅のシーンを彩っています。

各分譲マンションのエントランスは照明計画などで日々の生活がワンランクアップするようなデザインを取り入れています。




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公開日 2022年01月21日
更新日 2023年04月04日

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