間取りに”デットスペース”ができる理由。
2021.12.30

マンションを建てる際に、各住戸の柱や梁は必要不可欠です。
柱や梁によって天井を支える事が可能になり、私たちを雨や風から守ってくれ快適な生活を続けることができます。
しかし、その部屋の四隅にある柱や梁が部屋の中に入り込んでいる場合、私たちはその柱と梁のスペースを活用することができずデッドスペースとなってしまいます…
そんな必要不可欠な柱や梁をアウトフレーム設計を使えば、しっかりと天井を支えながらも部屋を広々使うことができます!
今回はそんな”アウトフレーム設計”について、ご紹介させて頂きます。

アウトフレーム設計とは?
アウトフレームとは、マンションの住戸の四隅を支える太い柱や梁を、住戸の外側に出す工法のことを指します。

室内に柱や梁の出っ張りがなくなり、部屋の四隅まで有効に使えるのがメリット。アウトポールともいう。
また、通常とは逆に梁の下に床スラブを配置し、柱をバルコニー側に出したものを「逆梁アウトフレーム」と呼ぶ。—(参照:SUUMO住宅用語大辞典)
メリット
部屋の中に入り込んでいた柱や梁がバルコニーや廊下側に出るため、その柱や梁の分のスペース広々と活用することが可能になります。
また余分なデッドスペースがなくなることにより、家具の配置の幅が広がります。
広めのリビングではあまり気になりませんが、寝室などに大きな柱や梁がある場合、ベッドなどの配置に困りますよね?
部屋の凹凸が少なくなることによって、家具の配置が容易になります。
デメリット

部屋の内部にあった柱や梁がバルコニーや廊下側に出ることによって、バルコニーが少し窮屈に感じてしまう場合があります。
最近の分譲マンションはバルコニーのスペースを広めに取られている場合が多いですが、ベランダで椅子やテーブル等を配置したいという希望をお持ちの場合は、購入前にバルコニーの広さを確認する事もおすすめします。
まとめ
物件の購入を検討するうえで、”価格”と”広さ”というのは大きなポイントになります。
同じような価格や平米数でも、アウトフレーム設計にする事によって部屋を広々と使うことができるうえ、家具の配置の幅も広がります。
しかしながら、バルコニーのスペースが狭くなってしまう為、家具を購入される前にサイズ感を確認する必要がありますので、くれぐれもご注意ください。
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公開日 2021年12月30日
更新日 2023年06月05日