私たちのくらしに寄り添う「木材」

2022.04.18

私たちの生活にとって欠かせない素材、木材。

実は居住空間に木材を取り入れることで、居住快適性が向上するといわれているのです。

日本の「美しさ」「やさしさ」「強さ」を兼ね備える、そんな木材の魅力をご紹介いたします。



1.清潔で、健康にいい


木材にはカビの発生や病原菌の繁殖をおさえる効果があります。床に木材を使うことでぜんそくなどの病気やアトピー性皮膚炎などのアレルギーを疾患の原因になるダニが発生しにくいといわれています。また木材に含まれる様々な成分が消臭、大気汚染物質の除・抗菌効果をもたらします。

そのため木造の家では、子どもや赤ちゃんと一緒に私たちは安心した衛生的に暮らすことができます。

2.癒され、感じるぬくもり


自然素材だからこそ現れる美しい木目は、自然がゆっくり歳月をかけて生み出すデザインといえます。美しい直線や波打った曲線、深く濃い褐色や明るく白い人の心を落ち着かせ、穏やかにします

また断熱性に優れ、触れたときに人の体温を奪うことなく、木本来の自然のあたたかさを感じさせ、やさしい印象を与えます。

3.湿度を調整する


私たちがくらす日本は、夏は高温多湿のジメジメで暑くなり、冬はカラカラに乾燥します。木材は、そんな気候で性質を発揮します。空気中の湿度が高いときには水分を吸収し、湿度が低いときには水分を放出するという調湿作用をもっています。

木材の調湿性は、結露の防止、カビの防止などにも発揮し、内装に木材を用いることで、部屋の湿度とを調節し室内の快適に過ごすことができます。

4.衝撃を和らげる


木材のストローを束ねたような構造はクッションの役目を果たし、床や壁に用いると転倒したときに衝撃を和らげ、大きなけがを防ぎます。この衝撃吸収性は、足から受ける衝撃を吸収し反発するため、歩きやすく疲れにくいので、普段の生活がより快適になります。

(だから多くの場所の床に木材が使われているんですね。)

5.紫外線から守る


木材は紫外線を吸収するため、部屋の中で紫外線から目や皮膚を守ります。また木材は光をやわらげる働きがあるので目に優しい部屋にすることができます。

窓から入る有害な紫外線をカットし、光をやわらげる木材は、家族の目や肌の健康を守るために木は【最高な素材】なのです。

6.吸音効果で心地よく


木材はバイオリンなどの弦楽器に使われるように、音を発することも吸収することもできる性質を持っています。高音、中音、低音をバランスよく吸収し、音をまろやかにすることができます。そのため木材はコンサートホールの内装などに用いられ、私たちはうっとりするような美しい音色を聴くことができるのです。

この効果は一般の家庭でも発揮し、木を内装材に使うことで家族との会話やステレオも心地よく聞こえ、音によるストレスを和らいでくれます。

7.未来へ残る


実は鉄やコンクリートよりも長持ちする木材。また長く使い続けることでその木でしか表現できない美しさと味わいが増していきます。時の経過による変化を楽しむのも木材の魅力の一つではないでしょうか。

いかがでしたか?

木材は私たちのくらしに寄り添い、さまざまな効果をもたらします。長い年月が経った今でも人々に愛され、木材はこれからも私たちとともにあるのです。

公開日 2022年04月18日
更新日 2023年08月07日

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