地震に備えよう!マンションの耐震性について
2022.03.31
昨今多くなっている地震…
災害を巻き起こす地震についての耐震性はマイホームを購入するにあたって、気になるポイントの一つなのではないでしょうか。
今日は住宅の耐震性についてご説明させていただきます。
耐震基準とは
耐震基準とは、建築基準法や建築基準法施工令によって定められた、建築する建物が最低限満たすべき地震への耐性基準のことです。
大地震でも建物が倒壊しないよう建築基準法を1981年に改正され、旧耐震基準と新耐震基準が区別されるようになりました。
耐震基準【旧】と【新】の違い
1981年6月より前の基準が旧耐震基準、それ以降を新耐震基準となっており、新耐震基準は大地震でも建物を倒壊させないことが前提となっております。
旧耐震基準 1981年6月以前
中地震 倒壊しない
大地震 特に規定はない
新耐震基準 1981年6月以降
中地震 軽微なひび割れにとどめる
大地震 倒壊しない
(中地震 3月11日東日本大震災の関東地方での揺れ程度)
(大地震 3月11日東日本大震災の宮城県太平洋側周辺での揺れ程度)
耐震等級とは
住宅の性能を評価する10個から構成された項目の一つになり、
耐震等級1~耐震等級3
数字が大きくなるにつれて、耐震の性能が高くなります。
制度は任意なので、耐震等級が1でも新耐震基準を満たしているため、
決して耐震性が低いわけではありません。
耐震等級の等級の差
耐震等級1は数百年に一度程度の地震(震度6強~7程度)に対しても倒壊、崩壊しない
数十年に一度発生する程度(震度5程度)に対して住宅が損傷しない程度
耐震等級2は耐震等級1の1.25倍
耐震等級3は耐震等級1の1.5倍となっております。
まとめ
新建築基準法を満たした住宅なら、建物の崩壊は防げるとされているため、
まずは、新建築基準法を満たしている物件を探していきましょう
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更新日 2024年08月02日
公開日 2022年03月31日