マンションで楽器演奏を楽しむには
2022.11.11
早いものでもうクリスマスソングが街中に溢れる時季となりました。コンサートでしょうか。楽器を持って移動されている方をよく見かけるような気がします。私自身もピアノを弾くので、今回はそもそもマンションで演奏してもいいのかどうか、また、防音方法についてご紹介します。
マンションで楽器を演奏していいの?
楽器を演奏していいかどうかはマンションによって異なり、また、演奏可能な時間帯等は管理規約に記載されています。管理規約はマンションに居住されている方々が快適に過ごすためのルールであるため、守らなければなりません。管理規約で可とされていても、近隣の方々の迷惑とならないように配慮が必要です。なかには防音設備が整ったマンションもあるため、本格的に演奏されたい方はそちらを選ばれるのがいいでしょう。
楽器音は伝わりやすい
マンションで伝わる音には2種類あります。
①空気伝番音
空気を介して直接伝わる音。例:人の話し声、テレビの音
②固体伝番音
建物などに衝撃が与えられて振動し、伝わった先で空気中に放出される音。例:上階からの歩行音、ドアの開閉音、換気扇からの回転音、給排水音
楽器が出す音は①だけではありません。床や壁に設置するピアノやドラムなどはコンクリートといったマンションの構造を振動させて他の部屋へ伝わるため、②の性質も持っています。
そのため、マンションでは双方の音対策が重要です。
音対策
一番は上下左右のお宅にお邪魔して音の伝わり方を確認できればいいのですが、そういうわけにもいきません。すぐにできる方法を紹介しますので、まだの方は取り入れてみてはいかがでしょうか。
①楽器の脚に防振インシュレーターを取り付けたり、床に防音マットを敷く。また、壁から離して設置することで下と横への振動を軽減する。
電子ピアノで言うと、スピーカーから出る音よりも、打鍵のコトコトという音の方が伝わりやすいです。そのため、しっかりと衝撃を吸収してあげることが重要です。
②楽器の音を小さくするミュート器具を使う
③防音カーテンを使用する
生地を特殊な折り方や複層にしたり、金属で特殊コーティングを施したものがあります。
④防音室を作る
部屋を大規模に工事して防音室に変える方法もありますが、膨大な費用がかかります。現在は、部屋に置くだけの防音室(ボックス)が販売されていたり、石膏ボードや断熱材、遮音シート等を使って自分で作ることも可能です。選択肢はたくさんあるので、予算やどこまで防音を求めるかで決めるといいですね。
まとめ
音は最も住民トラブルになりやすいものです。また、居住されている方々の生活スタイルも様々ですので、マナーと思いやりを持って、みなさんが気持ちの良いマンションライフを送ることができればいいですね♪
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更新日 2024年07月28日
公開日 2022年11月11日