【平米・畳数・坪】違いはなに?
2022.04.04


現在では多くの方がインターネットを使用して物件を検索し、数ある物件の中で気に入った物件を見学するのが主流になっています。
エリアや予算感と同じくらい大事になるのが広さになります。
しかしながら、物件を探すうえで広さに関して使われる用語として坪、平米(㎡)、畳数など様々な表記があり、実際の部屋の大きさをイメージをするのが難しいと思います。
そのため今回は広さの目安についてまとめてみました。
平米数(㎡)
1平米(㎡)とは縦と横の長さが1m正方形の面積になります。
つまり1平方メートルと同じで、国際的に使用される面積の大きさを示す単位になります。
国土交通省が発表している「住生活基本計画における居住面積水準」によると、最低住居面積水準と誘導住居面積水準があります。
最低住居面積水準:世帯人数に応じて、健康で文化的な住生活の基本として必要不可欠な住宅の面積に関する水準
単身者:25㎡
2人以上の世帯:10㎡×世帯人数+10㎡
10㎡×2+10㎡=30㎡
誘導居住面積水準:世帯人数に応じて、豊かな住生活の実現の前提として、多様なライフスタイルを想定した場合に必要と考えられる住宅の面積に関する水準
単身者:55㎡
2人以上の世帯:(一般形) (都市居住型)
25㎡×世帯人数+25㎡ 20㎡×世帯人数+20㎡
25㎡×2+25㎡=75㎡ 20㎡×2+20㎡=55㎡
例えば2人暮らしの場合は最低居住面積水準が30㎡、誘導居住面積水準が75㎡(都市居住型は55㎡)となりますので、お部屋を決める参考にしてください。
畳数
1畳の大きさは不動産公正取引協議会連合会によって1.62㎡以上と定められており、ピッタリではありません。
畳は地域によって異なっており、関東では「江戸間」、西日本では「京間」、東海では「中京間」、公団住宅や団地などでは「団地間」が使用されていてサイズは以下の通りです。
- 江戸間=15452.8㎠
- 京間=18240.5㎠
- 中京間=16562㎠
- 団地間=14450㎠
このように同じ1畳でもエリアによって大きさは異なる為、転勤などで今現在お住まいのエリアから違うエリアへ引越しをする際は思っていた大きさとは異なる可能性があるため、注意する必要があります。
坪・坪単価
間取り図などでは使用されることはほとんどないですが、不動産で大きさを示す表記の一つとして「坪」もあります。
1坪の大きさは1辺の長さが1.82㎝の正方形になり、およそ畳2枚分の大きさになります。
1㎡に換算すると0.3025坪になります。
Ex. 70㎡×0.3025=21.175 約21坪
不動産業界では一坪あたりにかかる費用(坪単価)で、土地やマンションの価格などを表記することが良くあります。
例えば、価格4000万円で延床面積20坪の場合は200万円。
つまり一坪当たりの価格は200万円になります。
また、坪単価を使い物件を比較することによってどちらの物件がよりコストパフォーマンスが良いかを知ることができます。
Ex. A社の物件が物件価格4000万円(20坪)でB社の物件が4200万円(25坪)の場合
A社 4000万円÷20坪=坪単価200万円
B社 4200万円÷25坪=坪単価168万円
一見、B社のほうが、200万円ほど物件価格は高くなっていますが、一坪当たりはA社より安くなっていてコストパフォーマンスが良いことがわかります。
まとめ
現在では多くの物件がインターネットに掲載されている中、全ての物件を見学しようとすると莫大な時間を要します。
少しでも効率的に物件を探すために平米や畳数、坪などの大きさをしっかりと理解し適切な物件のみ見学に行く事によって大幅に無駄な時間を減らす事ができます。
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公開日 2022年04月04日
更新日 2023年02月03日