なぜ札幌の地価は上がり続けるのか?
コロナ禍で地価を下げたエリアが多いなか、
北海道全体は過疎化しているのに…
札幌の地価が本格的に上昇してきたのは2015年あたり、
特に富裕層をターゲットにしたマンションやホテルの需要が高く、用地の地価も高騰。住宅地ではこの8年間で価格が26%も上昇しました。最新の国土交通省のデータによると、コロナ禍で上昇率は鈍っているものの、東京都や大阪府ほど影響はなく緩やかに上昇を続けています。
過疎化が叫ばれる北海道ですが、札幌だけは例外。現在も札幌の人口は増加を続けています。2040年には札幌の人口が、北海道全体の4割以上になるとの試算もあり、一極集中は今後も続いていくと予想。それに加えて建築資材の高騰や人手不足なども重なり、今後も札幌の不動産需要は高まりの一途をたどっていくものとみられています。