「お宮とその森」で「宮の森」!?
MEMBER’S NEWS|Vol.11 2021.10.22
札幌の人に「宮の森といえば?」とたずねると、「北海道神宮」と答える人が多いそう。北海道を代表するお宮として、多くの人に愛されている理由はどこにあるのか。「PROSTYLE札幌 宮の森」の魅力を語る上で欠かせない北海道神宮を紹介していきます。

札幌でも古くからの高級住宅街として知られる宮の森。落ち着きのある街並みと、住まう人のあたたかさはもちろん、四季折々の美しい景観も魅力の一つです。
その地名の由来には諸説ありますが、最近ではこの地域が「お宮とその森を含む場所」という説が最も有力だとされています。そしてそのお宮を指すのが、広大な敷地を持つ北海道の総鎮守「北海道神宮」です。

「北海道神宮」が、現在の場所へ社殿を構えたのは150余年前のこと。当時は「札幌神社」という社名で、「開拓する人々の心のよりどころに」と明治天皇が詔を出し、札幌市街の設計を手掛けた開拓判官・島義勇によってこの場所への社殿が造営されることが決まりました。
そして実際に開拓のために全国から移り住んだ人々はここへ集い、語り合う場所として、北海道の歴史の大切な役割を果たしてきました。1964年には明治天皇をご増祀し、四柱の神様を祀る現在の「北海道神宮」となりました。

北海道随一の参拝者を誇る、格式高い一之宮としても知られ、初詣や厄払い、婚礼、七五三など、様々な場面で今でも市民の暮らしと深く関わり、愛され続けています。
【北海道神宮】
札幌市中央区宮ケ丘474番地
tel:011-611-0261